『ノルウェイの森』村上春樹
こんばんは~!
ただいま京都駅なのですが、
どうやら事故があったみたいで電車が止まってます…
なかなか帰れなさそうなので、
京都駅でまったりごはん食べてから
帰ることにしました~!
そんなわけで、
ごはんがくるまでの時間で更新します!
今日は村上春樹の『ノルウェイの森』を
ことばと合わせて紹介させてください!
僕はそんな闇の中に何度も手をのばしてみた。指には何も触れなかった。その小さな光はいつも僕の指のほんの少し先にあった。『ノルウェイの森』村上春樹
— ことばあつめ (@ko10ba) 2011, 8月 25
有名なこの1冊、
読んだことある方もたくさんいらっしゃるのでは?
村上春樹さんの作品は
本当に好みが分かれますよね~。
基本的にじめっとしてて
独特な回りくどい言い回しや、
登場人物が一般的ではない感じが特徴ですよね~!
なんだかすごく遠く遠くのお話に感じて
いまいち入り込めない感はあるんですけど
やっぱいいなあ素敵だなと思うことばはやっぱりあるんです。
紹介したことばもそうで、
もっともっと素敵なことばもあるんですよ^^
作家さんが苦手だから読まないってのは
ちょっともったいないですよね。
読んでみたらすごく大切な1冊になったり
前向きな意味で考え方を変えてみることが出来たり
だからわたしは有名な本はなるべく読むことにしてます。
やっぱり有名になるだけの理由が
あると思うんですよね。
まだまだ追いつけてないけど、
これからもたくさんたくさん読み続けてたいな~
『ノルウェイの森』すごく有名なので
読んだことない方は読んでみてもいいかもしれないですね!
ではでは、
お蕎麦の定食がきましたので、
いただきまーす!
また更新しますね。
『カラフルな闇』まはら三桃
こんにちは!
今日は祝日ということで、
お仕事おやすみです!
ただいま京都でことばあつめの
ゆるゆる会議中です^^
近いうちにみなさんに
なにかいい報告ができればなあ~と
頑張っております!
そんなこんなで休憩タイムなので、
ブログ更新しますね!
今日はまはら三桃さんの『カラフルな闇』を
ことばと合わせて紹介させてください。
朝日のピンクは夕陽のピンクよりもなんとなく明るく見える気がするとか、気分が沈んでいると景色も暗く見えるとか、そうゆう感覚的なフィルターはあることにはあるけれど、そこに実際にあるものは変わらない。ただ、そういうことがあったというだけだ。『カラフルな闇』まはら三桃
— ことばあつめ (@ko10ba) 2011, 9月 14
なんだか後ろ向きなようで
前向きなこのことばなかなか好きで気に入ってます
いやなことがあって
ああもういいやと思ったりしても
そのことはただ目の前にあるだけの事実だと思えば
なんとなくやりすごせそうなそんな気がして
いやなことがあったらこのことばをよく思い出します。
みなさんそんなことばって自分のなかに
あったりしませんか?
本の内容は正直全然覚えてないのに
このことばだけは覚えていて
不思議なものですねえ~
本ってそれぞれに読む理由があって
例えばわたしはことばを探していたり、
ストーリを楽しんでいる人もいたり、
好きな作家さんの作品を読むのが楽しいと感じる人がいたり、
いろんな読む理由があって、
そうゆう話もみなさんとしたいな~
ことばあつめがみなさんの本の読む理由に
なったりしたらうれしいなって思います。
『カラフルな闇』装丁もかわいくて
分かりやすい感じでおすすめです!
そんなこんなで、もっともっといろんな人に
ことばあつめ知ってもらえるために
今からまた会議再開しまーす!!
ではでは、また更新しますね。
『星の王子様』サン=テグジュペリ
こんばんは~!
こんな眠る気分になれず
こんな時間の更新です……!
この土日は自分のやりたいことが出来て
なかなか充実したお休みでした~!
土曜日は嵯峨美の卒展に行ったりして、
すごく懐かしい気持ちになったりしました。
1月末から京都市美術館で美大芸大の卒展が始まっていて
2月末までいろんな大学の卒展があるので
この時期は個人的にわくわくです!
母校の卒展もあるので行かなくては!です!
明日から始まる1週間
また頑張らなくちゃですね!
ではでは今日はみなさんきっとご存知の
『星の王子さま』からことばを紹介させてください!
「どこかの星に咲いている一輪の花を愛していたら、夜空を見あげるのは、心のなごむことだよ。星という星ぜんぶに、花が咲いているように見える」 『星の王子さま』 サン=テグジュペリ
— ことばあつめ (@ko10ba) 2011, 9月 18
『星の王子さま』ってなんだか
読みづらかったり理解しづらかったり、
なんかそんな印象がありますよね。
この本ってなんとなくもっと柔軟な頭で
読んだほうがいいと感じていて、
物の見えかたとか見かたとか、
こんなはずないでしょって考えるより
きっと、そうだよねって考えた方が
例えば優しくなれたりだとか、
ぱらぱらとちりばめられたことばを
素直に受け取ったりとか、
かなしい、かわいそう、
うれしい、と単純に感じたり……
そんなことが出来る本だと感じています。
もちろん、大人だからこそ感じ取れる部分もありますが
そういうことよりもっと前に
感覚的な部分を大切にすべきだなあ~
深く深く読み解くのはそこからかなって思う本です。
こども向けのようで大人向けなこの本は
つまりこどもの心を失った大人に向けられた本なのです。
厚みはそんなにないのですが
繰り返し読んでいくとずっしりする本です。
いろんなタイプが出ているので
お気に入りのタイプを見つけるのも
愛着を持てていいかもしれないですね!
イラストもかわいらしくて好きという方も
多いんではないでしょうか。
わたしとしてはめっちゃおすすめというわけではないのですが
すごく有名な本なので読んでみたら
その理由が分かる本であると思っています。
やさしくなれる本です。
本のことを書くときはむかーしに読んだものを
思い出しながら書いているのでなかなか時間がかかったり
きっと的外れなことを書いていたりするので
それは違うと思う!とか自分はこう思った!とか
教えてくださったらありがたいです!
もっともっと本を読む人と交流していきたいな~~~
あっ!そういえば
ことばあつめの企画の流れを改めて知ってもらいたいなと思って
パソコンからだったらブログのトップに、
スマホからだったらブログのトップのブログ情報から
見られるようになってるので見てもらえたらうれしいです!
さてさて、こんな時間なのでそろそろ寝ます(^^)
また書きますね。
おやすみなさい。
- 作者: サン=テグジュペリ,Antoine de Saint‐Exup´ery,内藤濯
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2000/03/10
- メディア: ハードカバー
- 購入: 19人 クリック: 501回
- この商品を含むブログ (292件) を見る
- 作者: アントワーヌ・ドサンテグジュペリ,Antoine de Saint Exup´ery,池澤夏樹
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2006/10
- メディア: 大型本
- 購入: 2人 クリック: 9回
- この商品を含むブログ (10件) を見る
『八日目の蝉』角田光代
おはようございます。
すごくすごくすごくおひさしぶりの
ブログになってしまいました……!
最近少しばたばたとしていて、
なかなか気持ちに余裕がなくて更新が出来ませんでした!
またすこしずつ書いていきますので、
よかったら読んでください^^
メッセージを送ってくださった方がいましたので、
ちゃんと誰か読んでくれているんだと思ったら
やっぱり励みになりますね!
周りに本を読む人があんまりいないので、
本の話が出来るとうれしいですね。
今日は角田光代さんの『八日目の蝉』を
ことばと合わせて紹介させてください!
自分は女だ、自分は若くない、自分は醜い、そうゆう思い込みは全部、いらない荷物だと思わない?手放してしまえば、うんと軽くなるようなものだと思わないかな『八日目の蝉』角田光代
— ことばあつめ (@ko10ba) 2011, 9月 23
実は角田さんの公演に行ったことがあって、
『八日目の蝉』がちょうど映画化で話題になっていたときだったので
どんな風に書いていたかなど
すごくわくわくするお話をたくさん聞けたことを覚えています。
映画は観ていないのですが、
小説の方は新聞連載されていたものなので展開があって
はらはらして読みやすくておもしろいです。
角田さんは新聞連載だったので、
時間に追われていたので
それが作品にも表れたと言っておられました。
作家さんのお話を直接聞けるのは
やっぱりおもしろいですね!
大崎善生さんと黒田夏子さんの公演は
行ってみたいと思いながら行けていないので
絶対行きたいですね……!
またそのような情報があれば教えていただけたらありがたいです!!
それではそれでは、
今日も1日頑張りましょう!
また更新します!
『乳と卵』川上未映子
おはようございます!
少しおひさしぶりのブログになってしまいました。
1月もあとわずかになりましたね。
1年のうちの12分の1がもう終わるんだと思うと
すごくこわくなってきます……!
1日1日を大切にしなくては、ですね!
ではでは、今日もおすすめの本を
ことばと合わせて紹介させてください。
目がずっとくるしいくるしい、目がいたいねんお母さん、厭、厭、おおきなるんは厭なことや、でも、おおきならな、あかんのや、くるしい、くるしい、こんなんは、生まれてこなんだら、よかったんとちやうんか、みんな生まれてこやんかったら、何もないねんから、何もないねんから『乳と卵』川上未映子
— ことばあつめ (@ko10ba) 2011, 7月 25
この本は本当におすすめです。
特に女性は共感出来る方が多いのではと思います。
こどもからおとなに変わっていく中で
心や身体に様々な変化が起き、
どうにもならない不安や恐怖を「厭(いや)」という
漢字で表現しているのがすごく印象的です。
嫌という漢字より
厭という漢字の方が
いやだという感じがすごく表れるからという理由で
使われているのですが厭という漢字からは
いやな感じが確かに伝わってきますよね。
また、文章は関西弁の話し言葉で書かれていて
私が関西の人間だからかすごく伝わってくるものがありました。
逆に他の地域の方からしたら
『乳と卵』みたいな文章は
とっつきにくいものなんですかね?
句読点を多用しているのと関西弁が合わさって
息づかいやことばの緩急を文章から感じ取ることが出来ます。
そんなに分厚くない本なので
結構さらっと読めていいかな~と思います。
装丁も素敵です。
すごくすごくおすすめの本なので
ぜひ読んでみてください!
それでは、みなさん
今日も1日頑張りましょう!
『放課後の音符』山田詠美
こんばんは。
みなさん今日はどんな1日でしたか?
わたしは休日出勤でしたので、
しっかりと働いてきました~!
通勤時間は本を読むのには
ちょうどいい時間なのですごく大切にしています。
朝の人の多い電車は苦手ですが、
本を読める朝はなかなか優雅な感じで
1日の始まりにはぴったりかな~なんて思っています。
すっごく眠いとなにもしないで
ぼーっとしていることもあるんですけどね……!
今日もおすすめの本を
ことばと合わせて紹介させてください!
自分は女だ、自分は若くない、自分は醜い、そうゆう思い込みは全部、いらない荷物だと思わない?手放してしまえば、うんと軽くなるようなものだと思わないかな『八日目の蝉』角田光代
— ことばあつめ (@ko10ba) 2011, 9月 23
山田さんの文章は色っぽくて、
素敵な女性がたくさん登場します。
高校生のときは大人になったら
こんな素敵な女性になりたいな~と
何度も何度も思ったものです……。
山田さんの作品のなかでも
『放課後の音符』は1番おすすめ出来る作品なので
ぜひみなさんに読んでいただきたいです!
読んだことある方は感想を聞かせて教えてください!
これから読むよって方も読み終わったら感想を聞かせてくださいね!
明日はお休みなので
京都まで出かけてきます!
それではまた更新します!
おやすみなさい。
『あおい』西加奈子
おはようございます。
まだまだ寒い毎日ですが、
みなさま風邪など引かれてないでしょうか?
去年の末から咳が長引く風邪が
はやっているようなので、
体調管理には十分気をつけてくださいね!
本に関するお話なのですが、
昨日芥川賞・直木賞が発表されたようですね。
芥川賞に小野正嗣さんの『九年前の祈り』
直木賞に西加奈子さんの『サラバ!』が選出されたとのことです。
今日は西加奈子さんの短編小説『あおい』から
ひとつことばを紹介します。
「さっき、何で、泣いてたん?」と言った。あんたのことが、好きすぎるのよ。『あおい』西加奈子
— ことばあつめ (@ko10ba) 2011, 7月 16
西さんの作品はゆったりとあたたかくて、
女性らしさのある作風でほっこりします。
登場人物同士の会話がかわいらしくて素敵です。
本を読むときはその時の自分の気分に合う
作風の作家さんの作品を読んだりするのもいいですよね。
私は少し前に、不安に思う出来事があったので
自分と同年代の作家さんの作品を中心に読んで、
勇気をもらっていました。
ほっこりしたいな~と思っている方は
ぜひ西加奈子さんの作品を読んでみてくださいね!
それでは、また。